【債務整理の流れ】依頼できる場所と必要書類、手続きや期間について解説
「債務整理ってどんな流れで、どれくらいかかるのでしょうか?」「債務整理をしたいけれど、依頼先と必要書類を知りたい」このようなお悩みにお答えいたします。この記事では、債務整理の流れについて、依頼先や必要書類、手続きやかかる期間について解説しますので、ぜひお役立てください。
Contents
債務整理の流れと依頼先
債務整理の流れは下記のような流れになります。- 依頼する専門家を決める
- 債務整理の方法を知る
- 今後の流れと費用について問題なければ契約
- 受任通知の発送
- 各手続きの業務
それぞれ詳しく解説します。
依頼する専門家を決める
まずは依頼する専門家を決めます。債務整理を依頼できるのは、弁護士か司法書士のどちらかになります。どちらに依頼しても問題ありませんが、借入金が140万円以上を超える債権者がある場合には、その債権者についての任意整理は司法書士には依頼できません。債務整理の方法を知る
債務整理には下記4つの方法があります。- 任意整理
- 個人再生
- 自己破産
どの方法を取るかは、相談時に決まることもありますが、当然、依頼してから検討していくことも可能です。弁護士や司法書士と相談しながら決めていくことになります。それぞれメリットとデメリットがありますので、相談者の方にあった方法を選ぶことになります。
今後の流れと費用について問題なければ契約
選択した方法の流れと費用の説明を受けて、問題なければ契約をして依頼しましょう。もし、不安や心配があるのであれば、契約前にしっかり確認することが重要です。また、複数の士業事務所で方針の相談を行ったり、費用について問い合わせることも可能です。事務所によって債務整理の方針が異なりますし、費用も異なります。事務所によっては相談だけで費用がかかる場合もあるので注意が必要です。
受任通知の発送
契約が終わったらまずは、依頼した専門家から受任通知書を借入先に送付します。受任通知書とは、債務整理をおこなうことを、借入先に知らせる連絡です。受任通知書を送付すると督促と返済がストップします。各手続きの業務
まず、債権調査を行います。取引履歴の開示請求や利息の引き直し計算、債権届出書の提出依頼をします。その後、債務整理の方針を確定し、任意整理を選択した場合には、和解案の作成と交渉を行います。個人再生や自己破産の場合は、必要書類の収集と申立書類の作成を行います。書類が整えば、申立書を裁判所に提出します。
相談時に必要な書類
相談時に必ず必要な書類は下記の3つです。- 本人確認書類
- 印鑑
- 借入先のキャッシュカードやクレジットカード(発行されていない場合や紛失している場合には不要です)
他にも、債務整理の方法や状況によって必要となってくる書類には、下記のようなものがあります。
- 預金通帳
- 収入が把握できる書類
- 住民票
- 各種保険証券
- 車検証
債務整理にかかる期間と費用相場
債務整理にかかる期間は、選んだ方法によって異なります。具体的な期間は下記のとおりです。方法 | 期間 |
任意整理 | 3~6ヶ月 |
個人再生 | 6ヶ月~1年 |
自己破産 | 6ヶ月~1年 |
個人再生や自己破産の手続きは、裁判所の影響も大きくうけるので、最長で2年ほどかかってしまう場合もあります。
費用は、地域や依頼先の事務所によって大きく異なります。また、個人再生の場合には住宅ローンが含まれているかどうかによっても費用が異なります。複数の弁護士事務所や司法書士事務所へお問い合わせ頂ければ、具体的な費用がわかります。
また、費用の分割払いに応じてくれる事務所かどうかも重要です。
債務整理についてお困りでしたら「川上司法書士・行政書士事務所」にご相談ください
債務整理についてお困りでしたら「川上司法書士・行政書士事務所」にご相談ください。当事務所では、借金相談について総合的に取り組んでおり、債務整理だけでなく生活再建支援にも積極的に力を入れています。家計診断、居住支援、就労支援、各種手帳や年金の申請、生活保護の申請なども、関係機関と連携して積極的に行っています。また、完全予約制にて完全個室でご相談を受け付けていますので、ご安心頂けると思います。ご依頼を目的としないご相談も受け付けていますので、お気軽にご連絡ください。