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相続のお悩み ~必要書類がわからない場合~

Aさんは、お父さんが亡くなり、四十九日の法要も過ぎ、いよいよ相続手続きを取ろうと、まずは金融機関に連絡しました。

すると、除籍謄本、改正原戸籍と相続人の戸籍謄本を取ってきてください、と言われました。
本籍のある市役所へ行き、これらをくださいと説明し、受け取ってきました。

しかし、金融機関からは、以前に本籍があった市町村の分がない、と言われてしまいました。
足りない分を遠方まで取りに行くか、郵送請求をするか、とのことですが、取った除籍謄本などの内容も、読んでもわからないし、一度で全部取れるかもわかりません。

さらに、年金の手続きや不動産の登記、自動車の相続にも書類がいるようですが、何を何通取ればよいかもわからず、何度も何度もそれぞれの役所に電話したり、行ったりしています。

どうしたらよいのでしょうか。


【解決方法】
専門家に依頼することをお勧めします。

相続に際して必要な除籍謄本や改正原戸籍は、現在のところ、その当時の本籍でしか発行がされません。

また、戸籍類の中身を読むには、読み方のコツがあるのですが、それがなかなか難しいのです。特に、祖父母の頃からの相続や三代も前からの相続を放置している場合などは、大量の戸籍類を取得し、読み解かなければなりません。

さらに、司法書士、行政書士等の専門家は、それぞれの手続きに必要な書類を収集し、手続きの代理を行いますので、何度も何度も役所に足を運ぶ必要がなくなります。